2018年の音楽ソフト生産金額が増えたこと

2018年音楽ソフト生産金額104%、3年ぶりプラスに転じる

これ、音楽産業全体の金額ではないです。音楽ソフト、つまりパッケージだけの話です。
今の世の中で何がどうなったらこんなことが起こりえるのか、ちょっとわからなかったんですけど、CDは普通に減っていて映像の方が「激増」していることで理解しました。
これざっくり言えば「安室特需」ですね。

2017年は前年比で減少したものの、CDが97%と微減レベルで済んでいたのは「Finally」があったためなのは間違いないのですが、今年は映像の方でプラスにまで押し上げたということで。

ここ数年、音楽系DVDは年間トップでも50万枚越えることはなくなっていたのですが、昨年は「Finally」のライブDVDが100万枚近く売れまして、しかも通常のそういうDVDよりも単価高めでそれでしたので、結果として数量115%増、金額142%増ということになりました。
もちろん前年の数字にそれ足しただけではこの伸び率にはならないんですけど、その購入のための店舗への吸引力が他に与えた効果もあったでしょう。

DVDの年間チャートは20位までしか出ず、それも20位になると5万枚くらいになっちゃうんですけど、その20位の下に安室ちゃんの過去のDVDが何作品も一昨年前まで以上に動いていることは間違いないでしょうし、久しぶりに来たCDショップで何かうっかり他にも買った、みたいな人もたくさんいると思います。
そういうことの総量としてのこの数値、だと思っています。

でもこれで確変は終わり、今年からガッツリ減っていきまっせという締めにしようと思っていたところに嵐の活動休止の件。新たなビッグビジネスの発生決定です。
エンディングに向かってどういうビジネスを仕込んでくるかはこれからですが、通常状態で活動終了発表前の安室ちゃんをはるかに上回る売上をキープしていて、そこに更に上乗せしていくわけですし、SMAPがとてもお祭りにできるような空気ではない中での活動終了でしたっていうか、過去のジャニーズのグループはだいたいシオシオになって解散するばかりでしたので、ここは大変に力を込めたジャニーズらしい仕込み方をしてくるのではないかと思います。

ということで日本は、下手すると2020年までCD/DVDのパッケージ売上があんまり下がらないという、他の世界の国々の動向と恐ろしいくらい乖離した謎の国になるのかもしれません。
つうかタワーレコード3月に普通の新店舗復活オープンしますし。恐ろしい。でも悪くない。

あとは、BOOKOFFとかその他中古盤屋に行って見ると本当に面白いくらいQUEENが品薄になっているので、映画きっかけで洋楽に入って来たり戻って来たりした人が、できるだけ離れないでいてほしいなあと思います。
書店でデアゴスティーニ買ってる場合じゃないんですよ。でも、自分はもうすぐ出る「Innuendo」2枚組は買います。1991年リリースのため世に出ているアナログ盤の数が相当少なく、えれえ高いので。そういうの欲しくなるのはよくない癖だ。わかってるんだけど、そうやってもう何十年も生きてきてしまった。