sora tob sakana@東京国際フォーラムホールCのライブのこと

7月1日はsora tob sakana@東京国際フォーラムホールC、1日で2公演のうち昼の部。
前回のワンマンは恵比寿リキッドルーム、ホールCのキャパは1,502人。完売はしていませんでしたが、今回は2回公演なので、のべでない実動員は2倍くらいになったと考えていいのでしょうか。

ワンマンの時の恒例と化してきた感のある生バンド仕様ですが、パーカッション担当が増員されて7人編成のバンド。これで生バンド3回目だし、過去2回のような衝撃的な感想はもう全くないというか、実際ものすごく盤石感のある見応え。
相変わらずバンドは爆音で凶悪なグルーヴと変拍子を繰り出しまくるわけですが、ただ通常そういうバックであれば普通のアイドルグループ女の子もつんのめって煽ってみたいなパフォーマンスになりがちなところ、彼女たちはそんな音の上にすっと乗ってふわっと感すらある実にアイドル的なパフォーマンスを見せてくれる。
その組み合わせは他のアイドルにはなくて、完全な彼女たちの独壇場。そしてそれがとても気持ちいいのでまた観たくなる。

で、今回メジャー第一弾のシングル「New Stranger」もライブで初めて披露しまして、この曲はサビの途中でいきなり同じ長さの音符を続ける刻んだような感じになるところがキモだと思っていたのですが、実際に観てみるとそこはすごくさらっと流していて少しがっかりしたものの、もはやその程度では売りにしないところが頼もしいと言えば頼もしい。
ただやっぱ、メジャーに行ったからといってセールスとか動員がどこまで変わるかといえば、まだ正味何となく疑っている派。いや、頑張ってほしいのは間違いないのですが。