CD店閉店の補足と19年目のこと

補足。
それでも、個人店舗については一時よりは閉店っぷりが鈍化しているような気がします。そういうのはもう体感しかないですが。
それが真なら何が要因かと考えたところ、要するにチェーンの店舗数の伸びが鈍化したというか、むしろシュリンクしているためではないかという仮説。わかりやすくパイを奪っていく相手が現れればもう逝くしかないですが、そうでなければもう気力体力続くうちは続けようみたいな温度感。

昨日分のCD専門店の閉店の中でも、逗子レコードは店長の体調面が大きいという話を聞きます。ヤジマレコードは細々と続けるには図体が大きすぎた感。またアワレコの閉店は、徳島市内にはこの4月に鳴り物入りでイオンモールがオープンし、その中にCD店(BIG)が入ったことがトドメだったんじゃなかろうかと、仮説の上に仮説。

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あと、私事ですが、当サイトをテキストサイトとして開設したのが1998年。明日で19年になります。
元々は、今は右の方にリンクだけ置いて放置しているカバー曲と80-90年代UKバンドのみで数年間やっておりましたが、確か2002年、松浦亜弥に衝撃を受けてテキストをしたためて以降、こういう文も書き始め、結局こっちのみになって今に至ります。

元々サイトを始めたのは、当時ネットで80-90年代UKバンドやカバー曲のことを調べてもなかなかまとまった情報が出てこず、だったらてめえで作るわくらいの動機でした。

その後、UKバンド一覧については、Wikipediaが登場してずいずい充実し、Discogs等で盤の詳細まで確認できるようになり、むしろこっちの方がいいやなと思い出した時点で終了とあいなりました。

カバー曲の方をやめた理由はもっとネガティブで、結論から言うと徳永英明のせいです。
彼のカバーアルバムの大成功以降、たけのこ状態でカバー曲・カバーアルバムがリリースされるようになり、その後ヴィレヴァン界隈で無名歌手・グループによるお洒落カバーアルバムの大量投入、配信のみのそういうカバー曲の増殖等々で、どうやってもリリースにこっちの可処分時間も懐も追いつかなくなり、嫌になっちゃったためです。

こういう文章については、書かなくてもどうせずっとこういうことを考え続け調べ続ける人生であることは間違いないので、やる気のあるうちはそれを言語化する作業として継続いたします。

開設当時は20代だった自分も既に40代後半に突入。開設後結婚して離婚して、可処分時間と可処分所得が復活した分をうっかりライブに回したところ大変にハマってしまい、現在の現場主義的な感覚をうっかり会得してしまいながら今に至ります。

とはいえ、こんな年でぷらぷらしているのも常々アレかなと正直思っていますので、多少程度縛り付けてくれる方を募集中ではあるのですが、とりあえず明日からはSONIC MANIA⇒HOSTESS CLUB ALL-NIGHTERのおっさん殺しオール2連発。来週の週末は@JAM EXPOです。頑張ります。