芸能人と宗教のこと

清水富美加の件については、本人側の「事務所が悪い」発信もどこまで真に受けていいものやらですし、かといって映画封切直前とかレギュラーほったらかしとか通常の運営で言えばあり得ないタイミングなわけですし、正直「教団の方で急に招集をかけなければならん事態でもあったかな」と想像するくらい。

基本芸能人が宗教ハマるのは仕方のないことだと思ってます。
売れるまではすぐ先の人生すら保証の一切ない状況ですし、売れたら売れたでプライベートを覗き見されたり友人知人にリークされたりで、どっちにしろ日本で一番心休まらない商売であるわけでして、メンタル強くなくてうっかり業界入っちゃった人なんかは、そんな中で心の平安を求めた結果として宗教にたどり着くのはもうある意味不可避ではないかくらいの気持ちで。
そういう人が宗教に行かない場合には概ね葉っぱとか白い粉とかになっちゃうので、どっちがいいのよと問われれば正味、宗教の方がまだええんとちゃいますかと答えざるを得ず。
清水さんの場合は親御さんが熱烈な信者ということで、もうこれただの純粋培養なので如何ともし難いですが。というかそれで何で芸能界入って来たのだと、そっちの疑問が。

ものすごく穿って考えると、アイドルグループに所属したりグラビアアイドルとしてちょっとだけ活動したと思ったら、その後まもなくMUTEKIからデビュー作をリリースしてAV女優さんになるパターンの変化球バージョンのような気も少しします。
幸福の科学信者によるアイドルグループ、アンジュエルへの合流があるのではないかという可能性については既にアイドルコミュニティ界隈では憶測されていますので、それが実現すればグループのみならず教団への訴求力も含めてかなり力強くなるのではないかと。
さらにもっと大きなところを考えると、街角のポスター等で如何なくその美人っぷりを発揮している幸福実現党の党首である釈量子さんですが、間もなく50歳になろうとしておりますので、そろそろその看板としての代替も考えなければなりません。という諸々の教団の未来を託された存在なのだと考えると、なんかすごいって思います。勝手に考えただけなんですけど。

でも、クリスマス祝って正月初詣して、厄除けしてハロウィンにコスプレしてっていう現代日本人の適当な宗教観というか、八百万の神の都合のいいところだけ持ってきますっていうのが主流の日本であるところに、ある一定の宗教を強く信仰している方々は本当にストイックなんだな、すごいなとも思う次第でありまして。

私の話をしますと、家系としては曹洞宗なのですが、生まれてこの方禅なんぞ組んだこともなく、クリスマスにはケーキを食べて、そこらへんの神社に初詣に行ったりして育ち、結婚式は伊勢神宮の分社であり東京都心有数のパワースポットと呼ばれる東京大神宮で挙げました。
その後、そのいい加減っぷりが祟ったか、10年頑張ったもののあえなく離婚と相成りましたが、そこはそれ東京大神宮の悪い気は我々夫婦と宮崎あおい夫婦が全て引き受けましたのでもう大丈夫です。是非皆様東京大神宮で挙式をお挙げください。パワースポットです。

東京大神宮で挙式を挙げると、基本プランに4人編成バンドによる雅楽の生ライブと、それに合わせて踊る若い女性2人のダンサーによる蝶の舞いが付いてきますので、大変にお得です。ていうか自分の結婚式なのにすごく面白かった記憶。
是非、ご検討ください。