レーベル・事務所の繋がりでお金やノウハウが引き継がれること

1980年代半ば、VAPレーベル所属の菊池桃子が人気絶頂だった頃「最近の私のお気に入り」として自身のラジオ番組で流しまくった結果、認知が格段に上がりその後ヒットに至ったのが同じくVAP所属でプロデューサーも菊池桃子と同じだった杉山清貴&オメガトライブであったり、1990年代初頭、零細レーベルのポリスターからのリリースだったWinkがうっかり想定外に大ヒットし、ポリスターそれで得たお金でもって大型タイアップやらを行った結果売れたのがフリッパーズ・ギターであったり、そういう繋がりの話は過去からいろいろありまして。

ONE OK ROCKはそもそも欧米の皆様に「わんおくろっく」と読んでもらえるのかどうかから不安ですが、とりあえず世界デビューアルバムはチャートでは106位、思ったより先が見える感じの順位。ここからのライブやらプロモーションやらでどうなっていくのかというところですが、PerfumeやBABYMETALで世界に打って出るためのノウハウを内部に積み上げまくったアミューズだからこそ、バンドでもこういう展開ができていることは間違いのないところ。

これまでのじわじわ口コミでという感じから一転、すごい勢いでメディア等々大プッシュされているSuchmosは、何で急にこんな推されているんだと思ったら、ゲスの極み乙女。とindigo la endが突如退場して空いたところに同じSPACE SHOWER MUSIC所属バンドとして入ってきたということが状況的にようやく理解できて非常に合点がいった次第。

今もこれからもいろんな因果で世の中は回ります。