SOFT BALLETとファンキー加藤とキノコホテルのこと

ポストSOFT BALLETって、当時から今に至るまでいない。一番近いの誰だろって考えて、cali≠gari(の石井くん)までは出てきたのですが、でもやっぱ違うよね。
でも、本来あまり一般受けしないはずの音楽をモリケンフィルターに通すことで「エンターテインメント」たらしめていたっていうのが、SOFT BALLETの構図だと思うのです。SOFT BALLETっぽい音を出すだけなら山ほどいたんだけど、誰もポストSOFT BALLETになれなかったのは、ポスト・モリケンがどこにもいなかったせいなんです。きっと。

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ファンキー加藤選手はファンキーモンキーベイビーズから今に至るまで、アイドル並みに「イメージ」「好感度」で食ってきた人なので、この件でどうなるのかむしろベッキーよりも気になるっていうか、彼女よりその後が明確に数字になって出てきますのでしばらく見ていこうかと思います。
少なくとも主演映画公開直前という抜群のタイミングですので、東映とイド・エンターテインメントとドリーミュージックは頭抱えている頃かと存じます。お疲れ様です。

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ガチャリック・スピンの件、まだけっこう読んでもらえてるようで何よりです。
記載一切カットしましたが、5/17のライブはキノコホテルとのツーマンでして。あそこまでマリアンヌ様のサディスティック・トークが上滑りすることもそうはないと思えるような客層との合ってなさでしたが、でもどう考えてもその組み合わせには共通項が見つからず、かといって滅茶苦茶正反対と言うほどでもなく、一生懸命考えて結果として出てきた唯一の共通項が「鍵盤奏者が楽器の上に乗りがち」。
それでいいのなら世の中のあらゆるバンドのツーマン企画、「ギターの形が真っ当でない」つながりとか「ベースの弦が通常より多め」つながりとか「ドラムキットの組み方が頭おかしいことになっている」つながりとか「ヴォーカルがメンバーの中で一番不細工」つながりとかでやってもいいと思いました。