@JAM EXPO 2017でアイドルライブの楽しさがわかったこと

今年の夏が終わります。まだ夏休み取れてないんだけど。

私のこの夏を総括すると、結局SONIC MANIAのSHOBALEADER ONEと、@JAM EXPOのTask have Funに集約されるわけですが、アイドルグループのライブにここまで衝撃受けたのっていつ以来だろうと考えると、2011年のももいろクローバーにまで遡るのですよ。

まだZが付かない6人だった頃の、神聖かまってちゃんとのツーマン。むしろかまってちゃん目当てで観に行って、完全にももクロに心を奪われ、それ以降西武ドームまで行けるライブ全部行きましたくらいにハマったのですが、結局それが「アイドルの現場に行く」という今も続く習慣のきっかけになりました。
誰かの曲聴いてバンド始めたこともない私にとって人生で唯一「音楽で自分の行動が変わった」経験です。

とはいえそれ以降も「楽曲派糞親父」スタンスではあったわけで、オタ芸や振りマネについては理解はするものの積極的に自分がそれに入っていくことはあまりなかったわけです。先日のsora tob sakanaの生バンドワンマンも感動はしましたが、それは主にバンド+歌にであり、4人の所作で感動したというわけではなく。

それが今回の@JAM EXPOのTask have Funとプレイボールズでようやく、「聴く」のではなく「その場に参加する」こと、アイドルのライブならではの楽しさが理解できたような気がしたのです。
「3WD」のこの全編キャッチーの塊のような振り付け。頭の上でパンッてやって肘きゅっと曲げて両手チョップ繰り返し。これみんなと一緒にやってみたらこれがすごく楽しいのです。そしてプレイボールズのダイビングマン、ボールボーイや周りのみんなと一緒にやってみたらこれもまたすごく楽しいのです。
そこでようやく気が付きました。オタ芸っていうのは、アイドルから何か楽しいことを供されるより前に、自分から積極的に「楽しい」を作り出しに行く行為なのだと。

だから多分これからアイドルの現場の見え方が変わると思います。自分はもうがっついて前のめりでいける歳ではないけれど、でも今までよりもっと現場が楽しくなるような気がします。
そういう意味でこの@JAM EXPOのTask have Funは行動が変わるまでではないけれど、自分の価値観を変えられたという意味で大きなライブだったわけです。

ただ、曲も聴かずにノリにも合わせずにただギャアギャア喚いているだけの若造は、できれば死んでほしいと思いますね。